::: きれいのたね diary :::

オーガニックサロン「きれいのたね」です

「分とく山」野崎洋光さんの料理講座


昨日、「分とく山」野崎洋光さんの料理講座を開催しました。
「分とく山」の、心のこもったおもてなしの精神を見習い、
お客様の席札を、「絵手紙のある暮らし」の外村節子先生に
描いていただきました。


1枚、1枚、心をこめて、ゆっくり、丁寧に描いていただき、
とても素敵な席札が出来ました。


こちらは、野崎さんの似顔絵入り!

これを、古民家の古材机の「端材」でつくっていただいた
スタンドに立てました。


いよいよ講座スタートです。


お客様が来るまでの間に下準備をされていたのですが、
その手際の良さ、スピードに、ただただ感動しました。





講座では、料理や食に関して「当たり前」「常識」「普通」・・・
そんな考えがガラリと変わるような、まさに目からウロコが落ちる
お話をたくさんしていただきました。




普通のスーパーで売っている魚(この日は鰆)が、
だしを使わず、「普通の」調味料だけでこんなに
美味しくなるなんて・・・


このつゆを使ったうどんも、感動的な美味しさでした。



大葉氷菓。シャーベットです。
これも、信じられないような「普通の」材料ですが、おいしいんです!


最近、つくづく思うのが、「本物」とは、
なにも難しいことではなく、とてもシンプルで、昔から当たり前のように
あったことの中にあるように思います。
そして、それをブレずに守り続け、実践している人だけが、
「一流の本物」として残るのではないかと思います。




こちらは、JALのファーストクラスの機内誌。
「最高級のおもてなし」というテーマで、日本を代表する
料理人の一人として、紹介されていました。



この日、まだ発売前の、新しい著書を持ってきてくださり、
直筆サイン入りで販売をさせていただきました。

ちゃっかり「きれいのたね」も書いていただきました・・・


温かいお人柄と、とても分かりやすいお話。
野崎さん、そして、「分とく山」が、多くの人々に愛され続ける
秘訣を、目の当たりにしたような気がします。


お食事の時間帯に、野崎さんがキッチンから出て
ご挨拶にまわっていらっしゃったのですが、
野崎さんが横にいることに気づかず、お客様同士で
お話が盛り上がっているときは、無理に入らず、
それを見守りながら、さりげなく席を離れて行ったお姿が
とても印象的でした。


多くの発見と、気づきのある、素晴らしい1日でした。


最後になりましたが、ご参加いただいた皆様には、
心より、感謝いたします。


posted by nana