妊婦の方へ 赤ちゃんとママへ

助産師の吉川です。

余震が続いたり、地震や原発のニュースを見ていると、胸が締め付けられるような
思いがします。まして、小さなお子さんや、授乳中の方、妊娠中の方は、もっと
衝撃を受けていらっしゃるのではないかと心配しています。

こんな時こそ、その場でできる腹式呼吸やヨガなどの体操をやってみて下さい。

心配や不安は、知らない間に身体をより緊張させて、不安を増大します。

また、お鼻から吐く、腹式呼吸をゆっくりとしてみて下さい。
不思議と気持ちも落ち着きます。
また腹式呼吸は、身体を内側から温めてくれる効果もあります。

手首や肘を回したり、足首を回したり、ふくらはぎをマッサージして、
身体の冷えを内側から改善してみましょう。
心がホッとしてきます。

●妊婦の方へ
どうかこんな時こそ、「大丈夫」と唱えながら、腹式呼吸をしてみて下さい。
お鼻からゆっくりと吐いてみると、気持ちも落ち着いて、お腹の張りも収まります。

できれはば、猫のポーズや、骨盤傾斜運動と一緒に行うと、短時間で効果が出ます。
やれる方は、他の操体法やヨガの体操もやってみて下さい。

そして、お腹をゆっくりとなでて、「大丈夫」と話しかけて下さい。
ママが落ち着けば、お腹の赤ちゃんは大丈夫です。

●赤ちゃんとママへ
停電になっても、ベビーマッサージをやってあげて下さい。
不思議と、ママも赤ちゃんも落ち着きます。
歌を歌ったり、手遊び歌をするのも効果があります。
いつもクラスでやっていることをするだけでいいんですよ。
おっぱいの前には、肩回しやカイグリ体操ですよ。覚えていますか？

やるだけで、
いつもと同じ、おっぱいもちゃんと出て、赤ちゃんも落ち着いてよく寝ます。